今年の学校検診がようやく終了しました。
外来不在日には、外来待ち時間が長くなり、ご迷惑をおかけしました。

本来の眼科の検査外の話になりますが、学校検診では、とても感心することがあります。
一つは、先生たちの御指導です。掛け声一つで、子供たちは、並んだり、坐ったり、向きを変えたり、きびきびと動きます（「小さなまえならい！」の時はとてもかわいいです）。あんなに自由気ままに動いていた幼稚園児保育園児が、数か月でこんなに立派になるなんてとほんとに感心します。先生たちの御指導の力なんですね。
もう一つは、子供たちの成長です。外来では、お母さんに怒られてしぶしぶ漫画をやめる子も、じっとせず怒られる子も、学校ではかなりびしっとしています、別人のように。またあんなに仏頂面の中学生男子は、学校ではかなり生き生きした表情なんですね、これまた別人のようです。子供なりのonoffなのかと思と、精神的な成長を感じます。

上の様に、あれこれ思いながら今年も学校検診を終えました。
病院ではわからない、いろんな子供たちの様子をみれるもの学校検診の楽しみの一つと思っています。
（院長）