世界緑内障週間が始まりました

一覧へ

世界緑内障週間が始まりました

12日から、世界緑内障週間が始まりました。シンボルタワーのライトアップ、眼科クリニックでのポスター提示、など、目にされたでしょうか。当院でも、1人でも多くの方に、検診を受けていただければと、いつも以上に、緑内障検診の声をかけています。
緑内障は、失明のイメージがあります。治すことはできない病気ではありますが、進行を遅くすることができる病気であり、点眼治療の選択も広がっています。症状がない初期に見つけることができれば、将来的も、見にくさを自覚せずに、生活することができる病気です。反面、症状がないので、点眼する意味合いが感じられず、通院治療が中断されてしまうこともあります。数ヶ月、半年では、変化がなくても、1年2年と治療されない時間があれば、視野が狭くなったり、緑内障の進行が見られることが多いです。
緑内障にとって大事なことは、早期診断、継続治療ということになります。
「見えるから大丈夫」とは思わないでください。40歳以上の20人に1人の割合で潜在すると言われている緑内障ですので、一度は、眼科で検診を受けてみてください。特に、40歳以上の方、緑内障のご家族がいらっしゃる方、近視が強い方、は緑内障になりやすいと言われていますので、是非一度検診を。(院長)