日本視能矯正学会に参加して

一覧へ

日本視能矯正学会に参加して

先日、横浜で行われた日本視能矯正学会に参加してきました。
今回の学会では、「step by step ”学ぶ“」がテーマで、普段の臨床に繋がる演題から最先端の眼科医療に関する演題など幅広く学んでくることができました。
特に今回の特別講演では、「眼科医療従事者が看破する全身の病気」というテーマで、「眼は身体の窓」というフレーズがあるくらい眼科診療が全身状態の評価に繋がっていることをこの講演で学びました。
中でも、眼症状を訴えて眼科に受診した方の中でも生死に関わるような重篤な全身疾患の発見につながった症例をいくつか聞き、広い視点で眼科の検査を進めていくことが大切だと感じました。
その広い視点をもつためにも、診察に繋がる問診や検査などをしていく上で普段から全身疾患について視能訓練士であっても知っておかなくてはならないと改めて気づかされました。
これからも日々勉強を重ね、幅広い知識を身につけて広い視点をもって眼科診療に携わっていきたいと思います。(視能訓練士 佐藤)