アンパンマンのマーチ

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アンパンマンのマーチ

 本屋で、とても興味のある本を見つけました。
「明日をひらく言葉」です。やなせたかしさんの多くの作品の文中からの珠玉の言葉、そのことに対するやなせたかしさんの思いが載っています。心にしみる言葉ばかりで、とてもストレートです。「人間が一番うれしいことはなんだろう?実に単純なこと。ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい」わかっていたようでわかっていなかったことかもしれません。
アンパンマンが、初めてテレビで放映されたのは、1988年だそうです。小さい子には、今でも大人気ですね。私は、怪盗ウォッチの名前がよくわからないため、診察のときに「機械の中に、アンパンマンとばいきんまんがみえるよ」とちょっと嘘を言わせてもらっていますが、みんな一生懸命見てくれます。
アンパンマンの主題歌の「アンパンマンのマーチ」の歌詞が出ていますが、「なんのためにうまれて なにをして生きるのか」も歌詞の一部で、とても小さい子にわかる内容ではなかったことに気づきました。やなせたかしさんも「わからなくてもいい」「そういうテーマの絵本やアニメを見たり、歌を歌ったりしているうちに子供の中になにかしらが入ってくる。考え続けて生きていけば見えてくる」と書いていました。アンパンマン、深いです!(院長)
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