3月6日から12日は、世界緑内障週間です。
「緑内障を早期発見、継続治療することで失明を減らそう」という、世界で同時に行われる啓発活動です。
日本では、多くの方に緑内障に関心を持っていただこうと、各地のランドマークをグリーンにライトアップする活動がなされます。
北海道では、昨年同様札幌テレビ塔が3月6日にグリーンにライトアップされます。
緑内障は、40歳以上の20人に一人の割合で見られると言われています。また、初期のうちには、自覚症状が出ない疾患でもあります。
ただし、見にくくなってしまった視力や視野を、治すことはできない疾患でもありますので、早期に発見し、進行予防に努めることが必要です。
当院でも、40歳以降の方には、是非一度緑内障検診をお勧めしています。
近視が強い方、緑内障のご家族歴がある方には、20歳以降の方にもお勧めしています。
検査内容は、①視力・眼圧検査 ②視野検査 ③眼底検査(緑内障に特徴的に見られる網膜の厚みを調べます)です。
可能な限り、瞳孔を開く点眼薬を使用しての検査をお勧めしています。(検査後3時間程度の見にくさが残りますので、自動車運転が難しいことが多いです)
是非一度、緑内障検診を受けましょう。(今田)