いろいろな道

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いろいろな道

 朝日新聞土曜版のフロントランナーが好きで、毎週楽しみにしています。
いろいろな分野で活躍する方の特集です。
1月にホスピス医の小澤竹敏さんのお話が載っていました。自らホスピスを立ち上げ、2800人以上の看取りに関わってきたそうです。
著書の紹介もあり、早速「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」を読みました。「今日が人生最後だと思ったときにようやくわかる、自分にとっての一番大切なもの。それこそが、人生や心を支えてくれる」とありました。治ることはないことが100%わかっている中での日々の対応、とても深いものがあるように思いました。
フロントランナーに取り上げられる方々をみていると、考えたこともないような多彩な職があり、その方たちの経歴も様々でいろいろな人生がある、と再認識します。

 この時期になると、クリニックでは、コンタクトレンズ検診に受診される若者達から、「4月からは、旭川を離れる」と聞くことが多くなります。大学へ進学したり、就職したり、希望に胸を膨らませている様子がうかがえます。これからの人生いろいろあると思うけどがんばってね、と心の中でエールを送っています。(院長)