三一会で眼科のお話をしました

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三一会で眼科のお話をしました

7月26日(土)に、市内新富2条1丁目にあるしんとみ内科の患者さんの会「三一会(San-Ichi kai)」で、
「糖尿病網膜症と中高年の目の病気(緑内障)」というタイトルで、眼科のお話をさせていただきました。
しんとみ内科の鈴木先生は、糖尿病はじめ生活習慣病の治療はもとより、予防などにも積極的に取り組んでいらっしゃいます。患者会は、ウォークラリー、食事会、栄養教室、他科の医師の講演、料理教室、宿泊会などの行事を通し、患者さん同士の実践情報を交換したり、医療スタッフから豆知識を得たりしながら、楽しく、病気と向き合い、つき合って行ってほしいという願いの元に、運営されているとのことでした(三一会の名前の由来を聞くのを忘れてしまいました)。
眼科医の立場から、
糖尿病網膜症については①内科の先生が、眼科受診を積極的に勧めてくれることと、眼科の治療の進歩から、重症な方が減っている②それでも、失明の原因として現在2位③症状のない時から治療することが進行予防・失明予防として大切④そのためには糖尿病の診断が付いたときから、必ず定期的に眼科受診をしてほしい
緑内障については①現在失明の1位②40才以上の20人に1人が緑内障といわれている③なんだかみにくい、めがねが合わない、疲れ目といったごくありふれた症状が始まり④かなり進まないと症状がない④決してまれな病気ではないので40才を超えたら是非一度眼科の検査を受けてほしい、とお話しました。
お一人でも多くの方に、眼科受診の大切さが伝わったらと思っています。話し上手ではありませんが、参加されていた方々には、一生懸命聞いていただき、大変ありがたく思いました。 (院長)