日本の視覚障害の原因の1位は，緑内障です。また，緑内障は末期になるまで症状がなく，発見には、症状がなくても検診を受けることが何より大切です。緑内障は放置すれば失明に至ることもありますが，早期発見，継続治療により，生活に支障のないレベルに留めることができます。治療する薬剤も増え，レーザーや手術の選択肢も増えています。
3月9日から15日までは世界緑内障週間です。日本緑内障学会は、国内のランドマークを，緑内障のシンボルカラーであるグリーンにライトアップし啓発運動を行っています。また，私たち緑内障学会医師は，グリーンリボンのバッジをつけて診療しております。緑の光は、「あなたの眼がずっと見えていますように」という希望の光でもあります。この機会に，是非一度眼科検診を検討してください。是非ご家族にも検診を勧めてください。