今年も、４校の学校検診を行いました。
例年ながら、先生たちの指導の下に、ぴちっと並んで、要領よく検診を受けてくれる児童生徒達に感心しました。
検診では、視力や斜視、結膜炎などの様子を確認していますが、少し気になったのは、視力が低下しているけれど眼科での検査を受けていない、あるいは近視と言われているけれど眼鏡をかけていない児童が、散見されたことです。教室での眼鏡必要な視力は、0.7以下と言われています。「眼鏡をかけたくない」「本人が不便していないというので」と装用しないでいることが続くと、目の負担が大きくなり、いざ眼鏡合わせようとしたときに、視力がうまく矯正できず、すぐに眼鏡が作れないといったことが起きてしまいます。学校検診でB以下の場合、0.9以下の場合は、眼科での正確な視力検査を受け、眼鏡の必要性などを相談してくださいね。（院長）