世界緑内障週間

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世界緑内障週間

今年も、3月10日から、世界緑内障週間が始まりました。
例年、この1週間には、日本でのシンボルタワーのライトアップなど、緑内障の啓発活動が行われています。
テレビの健康番組等にて取り上げられることも多くなり、緑内障の名前をご存じの方が多いと思います。
「視野が狭くなる」「ひどくなると失明する」といったイメージでしょうか。
確かに、進行した場合、視野の狭さ、視力低下により日常の不便をきたすことになりますが、現在、緑内障に関しては、ごく初期においても診断が非常に進歩しており、また、治療に関しても、点眼薬の開発も進んでいます。ただ、治すことはできない病気であり、早く見つけること、そこからしっかりした治療を継続し、進行を抑えていくことがなによりも重要です。
「自分では見にくくないので大丈夫」と思わないでください。緑内障では、初期では自覚症状がほとんどありません。「見にくくなったら」ではなく、「40歳を越えたらまず一度」「検査をしたことがなければまず一度」眼科での検査をお勧めしています。
この世界緑内障週間に是非一度、お近くの眼科での緑内障検査をご検討ください。(院長)