目薬の使い方

いつも、どのように目薬を使っていますか?
正しい使い方を理解していただき、目薬の効果を十分に発揮し、治療の効果を得たいと思います。

★目薬の上手なさし方
①手を石けんと流水でよく洗います。
②首を後ろに傾け、下まぶたを引き、引いた下まぶたの内側に、1滴さします。
③容器の先が、まつげやまぶたに触れないように注意しましょう。
④あふれた点眼液は清潔なティッシュなどで拭き取ります。
⑤点眼後は、静かにまぶたを閉じて、しばらくまばたきをしないで、1分くらい目をつぶっておきます。
《ポイント》目薬をさした後に目をぱちぱちさせると、涙とともに鼻の方へ流れてしまいます。

★お子さんへの目薬のさし方
①嫌がって、動いてしまうと、容器の先が目に当たってしまい、危険です。しっかり固定する事が大切で、歯磨きをするときのように、頭側から保護者の方の足で、手や体を押さえるのも有効です。
②黒目の上に点眼しなくても、効果は同様に出ますので、そっと下まぶたを引いて、点眼すると、怖がらずに点眼する事ができます。
③せっかく点眼しても泣いてしまうと、効果が十分に出なくなります。ぐっすり眠っているときに、少しだけ下まぶたを引いて入れる方法もあります。
④どうしても目を開けれない時には、目の周りを清潔なガーゼやティッシュで拭いてから、目頭付近に点眼し、まばたきをさせると、目の中に入っていきます。

★気をつけていただきたいこと
①容器の先が、目やまつげについていませんか?
目薬の汚染の原因となることがあります。
②回数、滴数を守っていますか?
1滴で十分に効果が出るように作られています。指示がないかぎり、1回1滴で十分です。
③目薬の使用により、充血、かゆみ、腫れなどがでたら?
使用を中止して、医師に相談してください。
④他人の目薬や,期限の切れた目薬は使用しないでください。
その時の目の状態にあったものを処方してもらい、正しく使いましょう。

★疑問に思うことはありませんか?
Q1:目薬を入れる時の順番は?
A1:医師から指示がないときは、次の順番で点眼します。
①水溶性の目薬 ②懸濁性の目薬(濁った液で振ってから使用するもの)
③ゲル化する目薬(点眼後ゼリー状に固まるものの) ④軟膏

Q2:2種類以上の点眼をさすときの間隔は?
A2:3分から5分間をあけてさします。

Q3:目薬の使用期限は?
A3:未開封の場合は容器に記載されている期限内。
開封後は1ヶ月(点眼によっては、1週間と短いものもあります)。

Q4:1本の目薬は,どれくらい使えますか?
A4:1日に4回、両目に点眼すると、約2週間が目安です。

Q5:目薬の残量は?
A5:目薬のよってはラベルなどで、残量が確認しずらい薬もありますが、目薬を水平にして,底の液面をみるとわかりやすいです。

ぜひ、正しい目薬の使い方を身につけましょう。(看護師 田村・三木)